こんにちは。一日の中で、寝起き時に一番「絶望」しているアキラです。
今回は、ある本を読んだら、思いのほか「寝起き時の絶望感」が減ったよ、という話をします。
寝起きって「絶望」しません?
あなたの「一日の感情の起伏」、つまり、「喜び」とか、「悲しみ」の度合いの高低を振り返ってみてほしいのですが、もしかしたら、寝起きが、一番「感情が最悪」な状態だったりしませんか?
…もちろん日にもよるでしょうけど、平均すれば、一日の中で寝起きが「もっとも悪い感情」、-絶望、疲れ、体のダルさ、思考の乱れ、自殺願望-、が、自分の頭の中を占拠している。
わたしが、そうなんですよ。寝起きが、とにかくかったるくて。
寝起き時の絶望感が酷い!!
といっても、その絶望感が一日中ずっと続くわけではないんです。
絶望しながらモタモタ起きて、顔を洗ったり、しばらく行動していれば、大丈夫になるんですよ。そうですね…、だいたい、寝起きから1時間、いや2時間後には、「よし、やるぞ」となっているわけですよ。
もったいないじゃないですか?寝起きの感情が最悪なのって、一日のスタートが最悪ってことですから。
この「寝起きの絶望感」っていう感情を、全く無しにすることはできなくても、半分とか、3分の1とか減らせたら、もっと仕事の生産性とか、人生の質が上がるんじゃないかと思いまして、いろいろ試行錯誤している日々なのです。
で、今回はある本を読んだら、その「寝起きの絶望感」が少し減ったよという話をするために、いま前置きの話をしました。
この本です!!
で、その「寝起き絶望感減少に効果あり本」は、これです!!
売り上げランキング: 8
漫画です!
現在、「キンドル読み放題」の対象です!
自己啓発本です!
「…何だよ、自己啓発本かよ。自己啓発本はたくさん読んだし、もういいよ」とお思いの、そこのあなた。
わたしも、いままで自己啓発本を多数読んで、その都度、その場限りの熱い情熱を燃やしてきたタイプの人間なんで、そのお気持ちよく分かります。
正直、わたしも自己啓発本全般に「飽きている」…、いや、「飽きている」というか、自己啓発本を読んでも変われない自分にガッカリするのに「懲りた」感じがしてまして、昔ほど、自己啓発本にトキメかなくなっています。
「まんがで変わる! 仕事は楽しいかね?」 も、キンドルの読み放題でなければ、きっと読まなかったと思いますよ。ちなみに、漫画といっても、漫画と文章が半分半分ぐらいの割合です。
とくに期待もせずに読んでみたのですが、これが意外にも「寝起き絶望感」の減少に効果があったのですから、「気楽に試してみる」って大切ですね。
そうです。この「まんが 仕事は楽しいかね?」を一言で要約するなら、
になります。
この本が伝えたいことは1つ
この「まんが 仕事は楽しいかね?」は結局のところ、
そうして毎日、昨日の自分とは違う新しい自分になり続ければ、仕事は楽しくなるよ。
もっと気楽に「試して」みていいんだよ。あなたは変わって良いんだよ?
ということを、言葉を変えて、具体例を変えて、繰り返し説明している、というのが私の理解です。
読者の「試して」みることへ心理的ハードルを、「これでもか」と下げてくる感じですかね。
本書で伝えたいことは、結局のところひとつしかありません。
それは、恐れずに「試して」ほしいということ。その先に、きっと仕事を「楽しい」と思える毎日が待っているはずです。
こんなんで、「寝起きの絶望感」が減るのかもと思うかもしれませんが、減るんだなこれが。
「そうだよな。自分は変わって良いんだよな」と思ったら「フッ」と肩の力が抜けました。
「グッ」と来た箇所
わたしがこの本を読んで、「なるほどな」と思ったことを引用します。(注:語尾等は読みやすく改変しています。)
試してみることに失敗はない。
一番大切なのは毎日違う自分になること。つまり「試すこと」を続けなければならないということ。
コイン投げの達人などいない。何度もゲームに参加することが重要。
目標に縛られてはいけない。仮に目標を立てても「絶えず変えていく」ことが必要。
統計データはもっと少なくていい。事実というのは弱いものにつけ込む。
論理的思考では行き着けない場所がある。
成功を研究しても、成功は手に入らない。
いろいろ試し、起きている偶然に気がつき、あたらしいことを始めることーそこで得れれる楽しさは格別
人は「違うもの」になって初めて「より良く」なれる。
彼らはみんな、目標設定者でも計画立案者でもなかった。彼らは冒険者だったんだ。
わたしがこの本を読んで得た教訓は、
・事前の結果予測や、論理的思考に頼り過ぎてはいけない。
・目標はどんどん変えてよし。
・唯一の絶対目標は、毎日「試す」こと。
・新しいことにチャレンジすることを繰り返すことで、そこで起きる「偶然」を冒険者のように楽しむと、仕事が楽しくなるよ。えてして、成功って、そういうときに起きるよ。
・うまく「試す」ことを気にしなくていい。とにかく「試す」ことを続けることが大切。
とくに「試す」ことを、「コイン投げ」に例えている記述は、「試す」ことへの心理的ハードルを下げるうえで有益であり、新しい視点だなと、感心しました。
まとめ
良い本だと思います。
漫画と文章のハイブリットになっていて、とても読みやすかったです。3時間もあれば読み切るでしょう。
売り上げランキング: 8
とくに、アマゾン読み放題に加入している人には、オススメします。
ちなみに、「仕事は楽しいかね?」シリーズは、 文章バージョンも3冊出版されていますが、こちらも3冊ともアマゾン読み放題の対象となっています。ありがたいですね。
まずはとっつきやすい漫画バージョンから読んで、さらに詳しく読んでみたい人は、文章バージョンを読んでみるとよいでしょう。
売り上げランキング: 965
この本で、あなたも「寝起きの絶望感」が少しでも減るかもしれませんよ。
お試しあれ!