イデコで迷うところ
こんにちは、投資に励むアキラです。
個人型確定拠出年金、通称イデコを始めて半年ぐらいになります。
イデコで迷うのは、毎月どれくらいの掛金を払うかです。
とくに収入が低い人はどうすべきか
とくに私のように①自営業者でイデコに月額6万8千円までかけれるが、②それほど収入がない人の場合、毎月イデコにどれくらい払えばいいのか迷いますよね。
会社員で月額1万2千円までしかイデコに払えない人や、収入がたくさんある人は、迷わず各自の限度額までイデコにお金を払うのが良いと思います。
限られた収入の中、イデコ以外にも、積み立てNISAや、ウェルスナビ、小規模企業共済など、他の選択肢もありますし。
わたしの意見
私の考えは、
・イデコを最優先にすべき
・イデコに毎月払う額は貯金額から考え、最大限払う
・無理そうならイデコの額を減らす
です。
イデコを最優先にすべき
投資先には、イデコ以外にも、NISAやウェルスナビ、さらに言えば仮装通貨などありますが、イデコを最優先にすべきだと考えます。
理由は
・イデコには所得控除があり、この節税分はいますぐ儲かることが確実であること
・自営業者は基礎年金しかないので、年金を上乗せる必要性が高いこと
・イデコは60歳まで引き出せない代わりに、株式の運用結果に心が囚われずにすむので、本業へ専心しやすいこと
イデコは節税分は確実に儲かる
投資なので、儲かるかは分かりません。ハイリターンを得ようとすればハイリスクになります。
ですが、イデコへの拠出金は全額所得控除されるので、節税効果分は、確実にお金を儲けることができます。
この所得控除は、イデコと小規模企業共済にはありますが、NISAや、ウェルスナビにはありません。
自営業者の年金は低い
自営業者は、なにもしなければ老後は基礎年金しかもらえません。
基礎年金は満額でも77万9300円(平成29年度)。一年をこの額で暮らすことは、歳を取れば病気もしがちになることも考えれば、心許ないです。
自営業者は、イデコで自分で年金を増額しておく必要性がとくに高いといえます。
イデコは強制的に長期運用にできる
イデコのデメリットとして、60歳までお金を引き出せない点がよくあげられます。
その通りなのですが、裏を返せば、目の前の株価の上下を気にせずに済むというメリットとも言えます。株価の上下を気にしたところで、お金は60歳になるまで引き出せませんから。
どっしりと構えて投資するのにイデコは最適です。イデコであれば、投資にありがちな「株価の上下が気になって本業をおろそかにする」という愚を、強制的に排除できます。
イデコに毎月払う額は貯金額から考える
イデコを投資の最優先にすべきとしても、イデコにどれくらいの額を毎月払うのが良いのか。
これは人生観とかも関係するので一概には言えませんが、わたしは貯金額から考えるのが良いと思います。
たとえば、イデコに毎月6万8千円払うとしたら、一年で81万6千円(=6万8千円×12月)イデコに払うことになります。
この81万6千円を、現在の自分の貯金額から差し引いたても、緊急にお金が必要になった時に対応できるのか。
大丈夫なら、毎月6万8千円までイデコに払うことができるということです。
あとは、6万8千円の範囲で、自分の考えでイデコに払う額を決めればよいと思います。
年金を増やすより今の自分に投資すべきと考えるのか、イデコによって年金を増やした方がいいのか。
イデコに毎月どれくらい払うのかは、究極的には、その人の生き方の問題です。自分の意思で決めるのが最適だと思います。
ちなみに、わたしは毎月6万7千円を毎月イデコに払っています。
付加年金も加入しているので、わたしのイデコの最大限度額は6万7千円なので、限度額いっぱいまでイデコに払っていることになります。
無理そうならイデコの額を減らす
イデコに払うお金は年一回変更可能です。
いま決めた掛金がキツイなら、あとで減らせばいいのです。
掛金額の変更手続きはカンタンです。
金融機関(私の場合はSBI証券)に申請して、届いた書類に簡単な記入をしてポストに投函するだけです。特に面倒な手続きもありません。
収入を増やすのが一番
収入が低い人は、イデコの額をどうするか考えるより、本業の収入を増やすことに時間を使うべきだと思います。
イデコに払う額は、一度しっかりと考える必要がありますが、一度決めたら、あとは基本的にほったらかしで。
イデコはほったらかせるのが良い所ですので、このメリットを存分に生かすべきです。
まとめ
まとめると、わたしのイデコへのスタンスは
・貯金額から許せる最大額をイデコに毎月払うべき
・額が多すぎると感じたら、あとで掛金額を減らせばいい
・イデコ以外への投資は、さらに余剰金があったらすればいい
・本業の収入を増やすことに力を使うべき
です。
イデコは年金なので、その人の価値観で掛金額を自由に選べばよいのです。
自分の人生の責任を取れるのは、自分以外いません。
私の考えが、一つの考え方として、参考になれば幸いです。