こんにちは。ブロガーのアキラです。
今回は、ライブドアブログに「ads.txt」を設置する方法について話します。
「ads.txt」って何?
まずその前に、最近よく目にする「ads.txt」とは何なのか。
ネットで調べた範囲で分かったことを、ごく簡単に説明すると、
- 「ads.txt」は、「IAB Tech Lab」という組織が、2017年5月に発表したツールのこと。比較的新しいツールで、まだ発展途上のツールらしい。
- 「ads.txt」は、アズテキストと読む。
- 「ads.txt」の設置により、なりすまし等を防止できる。
- 「ads.txt」の設置すれば、パブリッシャー(例、サイト運営者)と広告枠の販売者(例、アドセンス、fluct)に何らかのメリットをもたらす(らしい。広告の単価が上がるとか)。
- 広告枠の販売者(例、アドセンス、fluct、nend)がサイト運営者に「ads.txt」を配布するなど、設置へのサポートをするか否か(つまり、「ads.txt」の設置を推奨するか否か)は、現在、統一されてない。
- 現時点では、設置は必須ではなく、推奨に留まる。
- アドセンスが「ads.txt」の設置を推奨してから、設置するサイトが増えてるらしい。
わたしも軽く調べただけなので、詳しく知りたい方は、以下のリンク先をご覧ください。
https://magazine.fluct.jp/2017/08/01/4661
※「ads.txt」そのものについて詳しく知りたい人は、このfluct magazineのページをオススメします。一番わかりやすかったです。
https://digiday.jp/publishers/5-things-learned-ads-txt-2017/
※素人が記事を読んでも、意味内容を100%理解することはできません。ただ、「ads.txt」の動向について、「ads.txtについて、現在、プロは、こんな感じの評価をしてるのね」といった雰囲気がつかめます。
ライブドアブログへの設置方法
で、タイトルに戻りますが、ライブドアブログへの設置方法については、忍者AdMax のページに分かりやすく書いていました。
【忍者AdMaxの貼り方】ライブドアブログ | ads.txt設置方法
https://www.ninja.co.jp/admax/help/manual/12198/
このページに書かれた通りにやれば、あっという間にライブドアブログに「ads.txt」を設置することが出来ます。はじめてやる人でも、設置自体には3分もかからないはず。
あまりに簡単で拍子抜けしたぐらいです。
ライブドア以外の無料ブログでは「ads.txt」を設置できないところが多い
それと、これも貴重な情報だと思うので書いておきますが、2018年3月時点で、ライブドアブログ以外の無料ブログでは、「ads.txt」を設置できないブログサービスが多いようです。
無料ブログサービスなどをご利用の場合は、ads.txtを設置できないことがあります
(ads.txtを設置できない無料ブログサービス例[2018年3月時点])・忍者ブログ
・FC2ブログ
・はてなブログ
・Seesaa
・Amebaブログ
ですので、これらの無料ブログを利用している人は、「ads.txt」の設置は諦めましょう。
この点、いまのところ、「ads.txt」を設置しなくても、特段の不利益は無いようですし、今後「ads.txt」を設置しないことにより深刻な不利益が生じる状況になれば、当然これらの無料ブログも対応するはずですので、それほど心配する必要はないと思います。
複数の広告会社を利用している人は注意が必要
注意する必要があるのは、サイト運営者が、複数の「広告枠の販売者」(例、アドセンス、fluct、忍者AdMax)を利用している場合です。
たとえば、サイトにアドセンスだけでなく、fluctとか、忍者AdMaxなど、ほかの広告を貼っている場合です。
その場合は、その利用しているすべての「広告枠の販売者」のコードを書き込んだ「ads.txt」を設置する必要があります。
この点、アドセンスとmedi8を利用しているのに、medi8の情報だけ記述した「ads.txt」を設置したために、アドセンスの広告がしばらく表示されなくなってしまった方がいました。
AdSenseから警告!ads.txtでやらかして広告が表示されなくなった件
https://unlimitedchaos.net/warning-from-adsense-ads-txt/
アドセンスを利用しているのに、アドセンスの情報が含まれていない「ads.txt」を設置してしまうと、アドセンスの広告が停止してしまう不利益を被るということですね。
取得した「ads.txt」にほかの広告会社の記述を書き加える必要あり
現在、「ads.txt」は、各「広告枠の販売者」(例、fluct、忍者アドマックス、medi8)が配布してたりします。
注:「ads.txt」を配布していない「広告枠の販売者」もいます。
アドセンスの「ads.txt」の書き方は以下のサイトが分かりやすいです。
アドセンスでads.txtは必要?ads.txtを正しく設置する書き方
https://www.iscle.com/web-it/g-drive/adsense/how-to-adstxt.html
あたりまえですけど、medi8のサイトで取得した「ads.txt」には、medi8の情報しか記述していないので、そのまま設置しても、アドセンス用に「ads.txt」を設置したことにはなりません。
medi8のサイトで取得した「ads.txt」に、アドセンスの記述を書き加える必要があります。
アドセンス利用者が「ads.txt」を設置する場合は、アドセンスのコードだけは忘れずに書き込んでおく
アドセンス以外でも、はたしてこのような不利益は発生するのか?
たとえば、fluct、忍者AdMaxを利用している人が(注:fluct、忍者AdMaxは、両社ともサイト運営者に「ads.txt」を配布しています)、fluctの記述だけがなされた「ads.txt」を設置すると、忍者AdMaxの広告は、はたして停止されるのか?
この点、残念ながら、ネット上を調べるだけでは、よく分かりませんでした。
おそらく、アドセンス以外では、記述漏れで広告配信が停止されるとか、そんな過激なことは起こらない気がしますが、どうなんでしょうね。
人柱で実験してみても良いのですが…。そのときは別途記事にします。
わたしは、「ads.txt」に複数の広告会社の記述を書き加えるのが面倒だったので、いったんは、ライブドアブログに「ads.txt」を設置したのですが、その後削除してしまいました。
ちなみに、設置した「ads.txt」削除も、ライブドアブログではボタン一つで出来ます。
「ads.txt」に複数の広告会社の記述をコピペすればいいだけなのですが、「ひょっとして記述漏れがあると広告の配信停止があるかも」と思ったら、急にやる気が失せてしまいました。今のところ、「ads.txt」はアドセンスオンリーのサイトにだけ設置すれば十分な気がします。
まとめ~ライブドアブログへの「ads.txt」の設置は1分でできる~
記事をまとめると、
- ライブドアブログに「ads.txt」を設置する方法はカンタン(忍者AdMaxのページを参考にする)
- 他の無料ブログでは「ads.txt」を設置できないところが多い
- アドセンス利用者が「ads.txt」を設置する場合、必ずアドセンスの情報を「ads.txt」に記述すること
ってところです。参考にしてみてください。