最近、勉強熱が再燃している、アラフォーのアキラです。
今回は、成人となってからも、政治と経済の基礎知識を固めようという知識欲が旺盛なエライあなた、そんなあなたは『新政経問題集―完全版 (東進ブックス パーフェクトマスター) 』をやるのが一番効率的だよ、という話です。
大学受験用の問題集が最強
大人が政治・経済を勉強しようと思い立った場合、まず迷うのは、どの教材を使って勉強するかだと思います。
私もある動機から、政治・経済をもう一度しっかり勉強し直そうと思い、使用教材について、いろいろ試行錯誤しました。
私が使った教材の一例です。
・放送大学の講義(例、政治外交史)
・大学受験用教材
・山川の政治経済の教科書
・大学生が読むような政治・経済の専門書
・政治経済をテーマにした漫画
・公務員試験の過去問
私がたどり着いた結論は、政治・経済の基礎知識を習得するには、大学受験用の問題集を解きまくる、その中でも「新政経問題集―完全版 (東進ブックス パーフェクトマスター) 」を解きまくるのがベストである、です。
これです。
新政経問題集―完全版 (東進ブックス パーフェクトマスター)
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本気の人用
念のため言っておくと、大人が趣味として政治・経済を勉強するのなら、各自好きな教材を使えばよいのです。なんといわれても趣味ですから。
そうではなくて、政治・経済に関する知識をちゃんと記憶して、誰かに話したり、ブログの記事に書く、つまり使えるレベルにまでに達したいのであれば、「新政経問題集―完全版 (東進ブックス パーフェクトマスター) 」を解きまくるのがオススメ、ということだと思ってください。
とにかく「新政経問題集―完全版 (東進ブックス パーフェクトマスター) 」を解きまくれば、政治・経済の知識がスムーズに頭の中に入ってきます。快感です。
「新政経問題集―完全版 (東進ブックス パーフェクトマスター) 」の良い所
大学受験用の問題集は、このほかにもたくさんあるのですが、なぜこの本をすすめるかというと、類書と比べて、知識がたくさん載っているからです。
受験用にはすこし細かすぎて、類書であれば省略されているが、一般の大人であれば知っておきたい知識まで、この本にはしっかりと掲載されています。
この本を使っていて、「そうそう、こういう知識が知りたかったんだよね~」といった「痒い所に手が届く」感を感じることが、類書と比べて多かったです。
この問題集は高偏差値大学用なのですが、一般の大人向けにも使いやすいと思います。
この問題集の著者である、清水雅博先生が書かれた別の本、『政経ハンドブック』を読んだ時も感じたのですが、清水先生はとにかく知識のまとめ方が上手です。
同じ知識が載っていても、整理の仕方で、「分かりやすさ」ってまったく異なってくるのですが、清水雅博先生はこの整理が大変お上手です。
清水先生のほうで、記憶法とかで使うような「知識の整理棚」をしっかりと作ってくれているので、読者は「あとは整理された知識をまるごと覚えるだけ」状態でいられます。読んでいて快適です。
「新政経問題集―完全版 (東進ブックス パーフェクトマスター) 」の悪い所
これが一番残念なところです。
私が知る限り、新品はネットを含めどこの本屋にも売ってませんので、いまから購入しようとした場合は、古本になります。
近くの古本屋で見つけたらラッキーですが、現実的には、アマゾンとかメルカリで手に入れることになると思います。
ちなみに、わたしは、ひとつ前の版(政経問題集―大学受験 (2007〓2009) (東進ブックス))を古本屋で205円で購入し、あまりの出来の良さに感動して、トイレ用と部屋用の2冊欲しくなったので、こんどは最新版(新政経問題集―完全版 (東進ブックス パーフェクトマスター))をアマゾンで2500円ぐらいで購入しました。
定価は1000円なので、2.5倍しましたが特に後悔はしませんでした。
出版年月が2011/12とやや古いです。民進党とかは載ってません。
基本的に問題集なのですが、サブノートも兼ねています。
そのせいだと思いますが、この問題集をやり始めた時は、おそらく、というか確実に「この問題集、問題を解きづらいな」と感じるはずです。私も感じました。
ですが、始め少し我慢していくと慣れますので、ご心配は無用です。
まとめ
政治経済に限りませんが、大人が短期間で知識を習得するためには、問題を解きまくることをメインにすべきです。
そして合間時間、たとえば通勤時間やトイレ時間に、テキストを読んだり講義を聞いたりするのが効率が良いな、と思った次第です。
大人こそ時間がないですから、受験生以上に効率に気を配るべきでしょう。
この点、「新政経問題集―完全版 (東進ブックス パーフェクトマスター) 」(清水 雅博著)は自信を持ってオススメできます。
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編集後記
高校生であれば、政治・経済を勉強する理由は、学校のテストの為だったり、受験の為だったりと、わりと勉強する動機が分かりやすいことが多いです。
一方大人が政治・経済を勉強しようと思う動機は様々だと思います。
たとえば、日経新聞をちゃんと読めるようになりたい、テレビで流れる政治に関するニュースを理解できるようになりたい、会社で政治経済の知識が必要になった、資格取得のため、単純に知識欲として、などなど。
わたしの場合は、このブログ以外に、「政治ウェブログ」というブログも運営していて、そこで、政治と経済に関する記事を書いてるのですが、記事を書くにあたって、もう一度基礎から勉強し直したほうがいいな、と思ったのが動機です。