Contact Form 7

【初心者用】コンタクトフォーム (Contact Form 7) をカスタマイズするときに役立つ、「超」基本事項を解説する

こんにちは。ブロガーのアキラです。

今回は、事前に知ってれば、「コンタクトフォームのカスタマイズ」をサクサク進められる、「超」基本事項を解説します。

「お問い合わせ欄」を設置した

ワードプレスのプラグイン「コンタクトフォーム」を利用し、このブログに「お問い合わせ欄」を設置しました。

「お問い合わせ欄」とは、読者からブログ管理人へ、メッセージを伝えられる、メッセージボードのことです。

カスタマイズしようと試みたが…

コンタクトフォームは、基本設定のままなら、とくに迷うことなく簡単に設置することができましたし、誰でもできると思います。

せっかくなので、コンタクトフォームをカスタマイズしようとして、困ったことが発生しました。

「どうやってカスタマイズするのか」わからない

他サイトの記事を読んでも、カスタマイズ方法がわからない

この点、カスタマイズの方法について解説したコンタクトフォームの公式サイトや、検索上位サイトの記事を読んだのですが、初心者には詳しすぎてよく理解できなかったり、初心者が知りたい基本的事項が書いていなかったりしました。

わたしの検索の仕方が悪かったのかもしれませんが(笑)。

いきなり「コピペでOK」と言われても、どこにコピペしたらいいのかわかりません。

コンタクトフォームのカスタマイズに関する「超」基本事項を解説する

そこで、この記事では、コンタクトフォームのカスタマイズについて、「超」基本事項すぎて、他サイトではあまり触れられていないことを詳しく解説します。

コンタクトフォーム初心者である私が、初心者の目線から、「コンタクトフォームのカスタマイズをいろいろ試行錯誤する前に、事前にサクッと知りたかったな~」と思った知識をまとめます。

この記事を読めば、

  • コンタクトフォームのカスタマイズについて、詳細に解説した他サイトの記事を理解できるようになる。
  • コンタクトフォームの簡単なカスタマイズはできるようになる。

のが目標です。

そもそも「コンタクトフォーム」導入のさい、やりたいことは3つ

コンタクトフォームを、ご自身のブログやサイトに導入するときにやりたいことは、だいたい大きく3つに分けられると思います。

  1. コンタクトフォームを、(基本設定のまま)ブログに設置したい。
  2. 設置したコンタクトフォームの「記入欄」を増やしたい。もしくは、不要な「記入欄」を削除したい。
  3. コンタクトフォームの「デザイン」を変えたい。

この点、「コンタクトフォームの設置」については、すでに他サイトで解説されてますし、設置自体はカンタンなので、説明は省略します。

この記事では、「記入欄を増やす方法、減らす方法」について解説します。

「デザインを変える方法」については、次回取り上げます。

それでは早速、「記入欄を増やす方法、減らす方法」について、詳しく解説していきます。

どこでカスタマイズするのか

基本的に、コンタクトフォームのカスタマイズはフォームタブで行います。

フォームタブを表示させるには、①ダッシュボードの「お問い合わせ」をクリックして、②「新規追加」ボタンを押します。

すると、以下の画面が出ます。

これがフォームタブです。

コンタクトフォームは、基本的に、この画面(フォームタブ)でカスタマイズします。

※補足
初めてカスタマイズしようとするときは、こういう基本的事項から分かりません(実体験)。

以下、このような初歩的な説明が続きますので、ご自身と記事のレベルが合っていないと感じる人は、ここで記事を読むのを止めてください。

コンタクトフォームの「HTMLのひな型」

次に、コンタクトフォームの「HTMLのひな型」について説明します。

コンタクトフォームの「HTMLのひな型」を理解することで、お問い合わせの記入欄(記入項目)の数を増やしたり、逆に、削除したりが、容易になります。

コンタクトフォームの「HTMLのひな型」は、以下になります。

<label>

一言コメント
[タグ]

</label>

・一言コメント
・[タグ]

を<label></label>ではさむ形。これが1つのセットです。

この1セットをフォームタブ上に記載することで、「お問い合わせの記入欄」が1つできる、という仕組みになっています。

…文字だけの説明を読んでも、いまいちピンとこないかもなので、実際の記入例を見てもらうと、わかりやすいです。

記入例

フォームタブ画面に移動すると、基本設定で、以下のような記述がなされているはずです。

↑注目してほしい所に、「網掛け」などをしましたが、そこを見ていただくと…

<label>

一言コメントお名前(必須)
[タグ][text* your-name]

</label>

と、「HTMLのひな型」どおりの形になっているのを確認できます。

フォームタブでこのような「HTMLのひな型」を記述をすると、ブログ上の「お問い合わせ欄」では、以下のように表示されます。

「お問い合わせ欄」に「お名前」欄が出来ます。

ここまでをまとめると…

まとめると、コンタクトフォームのHTMLは、

<label>

一言コメント
[タグ]

</label>

が1つのセットになって、「お問い合わせ」の1つの記入欄を構成しているんだな

と、何となくで結構ですので、覚えておいてください。

この点を抑えてしまえば、あとのカスタマイズはそれほど難しくありません。

初心者用に、基礎的事項をしっかり説明しようと心がけています。

しばらく、このような基礎的事項の説明が続けので、手っ取り早く、「記入欄の増加、削除の方法」を知りたい人は、「記入項目を増やす方法」からお読みください。

「一言コメント」と「タグ」について

次は、コンタクトフォームの「HTMLひな型」の個々の要素である、「一言コメント」と「タグ」について、詳しく説明します。

「一言コメント」とは

「一言コメント」とは、お問い合わせの記入欄を説明する、日本語のことです。

たとえば、

  • お名前 (必須)
  • メールアドレス (必須)
  • 題名
  • メッセージ本文

などが、一例です。

以下の矢印が指し示す部分が、「一言コメント」になります。

※注意
「一言コメント」とは、この記事を書くにあたり、便宜上、私が名付けた名称です。コンタクトフォームの公式サイトでは、「一言コメント」という表現は使われていません。

この「一言コメント」は、フォームタブ画面で、自由に修正することができます。

たとえば、「題名」を「タイトル」に書き変えたりできます。

要するに、「一言コメント」は、

・お問い合わせの記入欄を説明するための日本語であり
・フォームタブ画面で、自由に変更できる

というわけです。

以上で「一言コメント」の説明をおえます。

※筆者の独り言
ここまでの説明、大丈夫でしょうか?

飛ばし読みをしなければ、「一言コメント」の解説は、それほど難しくないはずです(文章が分かりづらかったら、ごめんなさい。繰り返し読んでください)。

ただ、次の「タグ」の説明では、聞きなれない単語が出てくるので、少し注意が必要です。

「タグ」の説明

次に、こちらも「一言コメント」同様、コンタクトフォームの「HTMLのひな型」の要素の1つである「タグ」の説明をします。

<label>

一言コメント←いま、この説明をおえた。
[タグ] ←これから、この説明をする。

</label>

ここでは、「タグ」グジェネレーター」についておぼえてください。

■「タグ」とは

「タグ」とは、フォームタブ画面に記載されている、[ ]で囲われたコードのことをいいます。

オレンジで網掛けした箇所が、「タグ」になります。

「タグ」の種類には、たとえば、

  • [text* your-name]
  • [email* your-email]
  • [text your-subject]
  • [textarea your-message]
  • [text text-813]
  • [email email-951]

など、たくさんの種類があります。

コンタクトフォームでは、フォームタブ画面上にこの「タグ」を記載することによって、コンタクトフォームに「記入項目(記入欄)」を設置することができます。

おおまかにいうと、

  • 「タグ」=コンタクトフォームの記入項目(記入欄)
  • なので、フォームタブ上で、「タグ」を追加記入すると、コンタクトフォームに、記入項目(記入欄)をあらたに増やすことができる

という仕組みです。

タグ・ジェネレーター

この「タグ」は、「タグ・ジェネレーター」(下記画像の、赤丸で囲った部分)を利用すると、簡単に作れます。

以上で、「タグ」と「タグジェネレーター」についての説明をおえます。

記入項目(記入欄)を増やす方法

ここまで「一言コメント」と「タグ」の説明しました。

ここからは、「お問い合わせ欄」の「記入項目(記入欄)を増やす方法」の説明をします。

結論からいうと、フォームタブ上で、

  1. 「一言コメント」を書く。
  2. 「タグ・ジェネレーター」で「タグ」を作成する。
  3. 作成した「一言コメント」と「タグ」を、<label> </label>ではさむ。

①~③をすれば、記入項目を増やすことができます。

「電話番号」の欄を作ってみる

実際に、お問い合わせ欄に「電話番号」の項目を作ってみます。

基本設定では、フォームタブ画面には、以下のような記載がされています。

これに追加して「電話番号」欄を設置することにします。

まず「一言コメント」として、「電話番号」と、任意の場所に記入します。

「電話番号」以外の言葉、たとえば「TEL」などでも構いません。各自、自由に好きな言葉を記入してください。

記入する場所は、「電話番号」欄を設置したい思う位置に記入します。

ここでは「メールアドレス」の下に記入してみました(上記画像を参照)。

設置位置が気に入らなければ、あとで変更することも可能です。

「電話番号」のタグを作る

次に、タグジェネレーターを使って、「タグ」を作ります。

タグジェネレーターの「電話番号」の所を押すと、

以下のようなポップアップ画面が出ます。

「必須項目」にチェックを入れたりもできますが、ここでは基本設定のまま、何もチェックを入れずに、下部にある「タグを挿入」ボタンを押します。

すると、(フォームタブ画面で、マウスのカーソルを置いていた位置に)いま作成したばかりの「タグ」が挿入されます。

「タグ」の挿入位置が、想定した位置とズレてしまった場合は、「タグ」をコピペして、移動させてください。

最後に、<label> </label>で、「一言コメント」(ここでは「電話番号」)と「タグ」の両方をはさみます。

あとは、「保存」を押せば完成です。

ブログに設置している「コンタクトフォーム」を確認してみると、

無事、変更が反映されました。

言葉で説明すると、長ったらしく感じるかもですが、実際やってみると、とても簡単にできます。

以上が、「記入項目を増やす」方法です。

「一言コメント」と「タグ」を使ってカスタマイズする、というカスタマイズの構造さえわかれば、あとは実際カスタマイズしていくうちに、だんだんとコツをつかめるはずです。

記入項目を減らす(削除する)方法

次に、「記入項目を減らす」方法を解説します。

解説といっても、「減らす」のは、一瞬でできます。

たとえば、「お名前欄は、無くてもいいや」という場合は、フォームタブから、

<label> お名前 (必須)
[text* your-name] </label>

という記述を、削除するだけです。

この記述を削除し、「保存」ボタンを押せば、以下のように、コンタクトフォームから、「お名前」欄を消すことに成功しました。

記入項目を減らしたければ、フォームタブの該当記述を削除するだけ

もし「やっぱりお名前欄はいるな」と思ったら、あとで元に戻すのも簡単にできます。

※筆者ひとり言
私も簡単にできたのですが、
「フォームタブの記述を消せば、お問い合わせから消えるのか。というか、フォームタブの記述って、勝手に消してもいいんだ!」
と気づくのにさえ、すこし時間がかかったので、念のため書いておきました。

以上で、「コンタクトフォームで、お問い合わせ欄の、記入項目の増やし方、減らし方」の解説をおえます。

コンタクトフォームに限りませんが、何事を学ぶにも、はじめの一歩が一番大変だったりします。

この記事が、「コンタクトフォームをはじめてカスタマイズする人」の役に立つと嬉しいです。

編集後記

・すでにコンタクトフォームについての詳しい解説記事は、ネット上にたくさんあったので、「超」初心者用に絞って書いてみたけど、どうだろうか。

・もっと短く書くつもりだったのに、記事が長くなってしまった…

・次回は「コンタクトフォームのデザインを変える方法」について書く予定。こっちは短くまとめたい。

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