ブログを書いていると、他人が書いたブログ記事が気になったりするのですが、タイトルはそのとき抱いた感想です。
データを取ったわけではなりません。単なる印象論ですが、聞いてください。
長いとイラつく
長い記事を読まされると、それだけでイライラします。
堀江さんなら、「時間泥棒」という表現するかもしれません。
ブクマしているような「お気に入りブログ」でもない限り、たとえば、ある単語を検索して、たまたま上位に表示されたから初めて訪れたブログで、記事が長いとほぼ読み飛ばします。
8割以上読み飛ばします。
ブロガーとしては、当然長い記事を書くのは時間がかかるわけですし、読者にも読み飛ばされるとあれば、初めから記事は短くて良いのではないかと。
短いと許せる
サラッと読めるとそれだけで嬉しくないですか?
短い記事が多そうな雰囲気を漂わせてるブログなら、お目当ての記事を読んだ後に「もう1記事読もうかな」という気分になります。わたしは。
短い記事だと、PVを増やせます。
長い記事になるほど「質の高さ」が要求される
もちろん、質の高い記事であれば、長くてもまあ読めますけど、質が低いのにダラダラと書いた記事は読んでいてイラッとくるわけです。
長い記事を書くのは、「質の高い記事を書ける」筆力のある上級ブロガーの特権ではないかと。
多くのブロガーは、自分の筆力以上の分量の記事を書いたり、書こうとして、過度に消耗し、いずれブログの更新を停止する、というのがブログの典型的失敗例のように思います。
ネットは基本ひまつぶし
「本当に困ってる」ときに読む記事なら、長い詳し目の記事の方がありがたいのですか、「本当に困る」ことってそんなにありませんよね。あくまで例外です。
ネットって、ちょっとした調べものとか、ツイッターで話題になってるとか、通勤通学の暇つぶしとかで利用することの方がはるかに多くないですか。
なら、読者にとっては基本的に記事は長いより短い方がありがたいのではないのかと。
長い自己うんちくするのは「痛い」
ちょっと流れをぶった切りますが、書きたいことがあります。
書き手の個性を消した文章だとそうでもないのですが、少しでも記事の中で書き手の個性を出そう、自分を知ってもらおうというブログ、このブログもそうですけど…、そういう「オレのこともっと知ってブログ」で、長い記事を読まされたときに抱くのは、「お前のことなんて興味ねーよ」という感情です。
読んで、書き手が「痛い」と感じる。長い記事でも読んでもらえるという自己認識が「痛い」。
長ければ長いほど「痛い」。
このブログも「痛い」んだろうな…
仕方ないのか?
記事が長いと得するのかな~。
記事が長いと考えられるメリット
・グーグルに評価されやすい。SEO的に有利
・読者にとって必要な情報が「数を打てば当たる」方式で書ける
長目の記事を書いてる人は、グーグル検索で上位に表示されるなら、読み飛ばされてもOKという判断なのかもしれません。
9割読み飛ばされても、「見出し」や「太字にしたところ」さえ読んでもらったら十分ということかな。
失敗の定義(=成功の定義)
タイトルで何気なく「長い記事で失敗してる」って書きましたけど、結局のところブロガーが「ブログで何を達成したいか」によって、「成功」「失敗」の定義も、「ちょうどよい記事の分量」も変化するのでしょう。
たとえば、「ブログでは自分の思いを書ければそれでいい」という人なら、読者の読みやすさを度外視して、書きたいだけ書くのが「成功」であり、逆に、遠慮して短くまとめるのは「失敗」になります。
ブロガーがブログに求めるもの、たとえば、「集めたいアクセス数、収益性、記事の更新頻度、表現欲の強さ」といったことから記事の適切な長さはおのずと変化します。
初心者ブロガーの話
なので、記事のタイトルを正確に言えば、
「ブログ飯を狙っている初心者ブロガーは、自分の筆力の低さ、自分の知名度の低さを顧みずに、長い記事を書いて、読者の読みやすさ損ねて失敗していることが多い」
ということになります。
気持ちは分かる
でも、初心者ブロガーって、初心者ですから…、自信がないですから、短い記事を書くのって怖いんですよね。
記事が短いと、読者を満足させてるか不安なので、どうしても、無駄に記事が長くなりがちです。
かく言う「この記事」も想定より、かなり長くなってますし。
初心者ブロがーが、長い記事を書いて失敗するのは、ある意味当たり前なので、過去は振り返らず、これから「短い記事を書くぞ」と意識することが大切なように思います。
まとめ
短い分量で、かつ読者を満足させ、アクセスが集まる記事ってどういう記事でしょうか?
一つの理想形としては、小林よしのりさんが書くブログ記事がありますけど、あれは有名人アドバンテージですからね。
無名なブロガーでも、短い記事で、かつ読者を満足させる記事の形、…あるのか分かりませんけど…、方向性としては、そちらの方向を模索していきます。