ダメブログ研究

【ブログ論】ダメなブログは記事タイトルがポジティブ一辺倒になりがち


こんにちは。ブロガーのアキラです。

今回は、いくら記事を書いてもアクセスの増えない「ダメなブログ」は、記事タイトルがポジティブすぎるのではないか、という話です。ブログ論です。

「ダメログ」シリーズ第1回目

他の人のブログを読んで、良い所を盗んだり、改善点を反面教師にしよう、という「ダメログ」シリーズの、今回は第一回目。

データとか実証にこだわらず、気楽に、ブログ論をぶちまけていきます。

「ダメなブログ」は記事タイトルがイケてない

何かを検索している時に、いかにもアクセスの少ないブログを読む機会があったのですが、トップページのタイトル一覧を読んでも、なぜか興味が湧かなかったのですよ。

具体的に「どのブログ」か名前を書くと、無駄に怒りを買うかもしれないので、伏せます。

それも、一見すると、いかにも、人気ブログにありそうな、「ポジティブで、読んだらあなたの悩み解決します」系のタイトルなんですよ。なのに、まったくクリックしたくないのはなぜなんだろう?

ポジティブが空回りしている

1つ仮説を披露すると、

ポジティブすぎる

というものです。

・「ダメなブログ」は、記事タイトルの特徴

・ポジティブばかり
・ポジティブの中身が深くない。ありがちな上っ面をなぞったもので、どこかで見たことがあるタイトル。ポジティブにオリジナリティが無い。凡庸。ゆえに、こころに刺さらない。
・ポジティブの中身が抽象的。読むと、読者は「何がどう良くなるのか」分からない。具体性が低い。精神的な話が多く、具体的に「お金がいくら儲かる」というお得な話は(少)ない。
・タイトルに「!」が多すぎる

このようなタイトルばかりだから、わたしは記事に魅力を感じなかったのではないか。

たしかに、タイトルからして読めば楽しくなる内容なのかもしれませんが、その書き手のファンでもないので、あえて「そのブログ」で、他のブログにもありそうな記事をあえて読む必要性を感じませんでした。

ポジティブな話は、ブログのアクセスを増やす王道ですけど、それプラス「何か」をタイトルに加える必要があるのだと思います。

良いタイトルの具体例

ポジティブを前提としつつ、たとえば、

・人が「えっ?」と驚く要素をタイトルに入れる。例えば、常識に反するようなことを言う。
・ネガティブ要素も入れてみる。例えば、「最下位だった僕が○○に成功した話」「ひきこもりが○○してみた」
・タイトルの具体性を上げる。具体的にどう役立つか明示する。例えば、数字を入れる。「何冊」「何年間」「100万円」
・自分が本当に心から思っていることをタイトルに乗せる。どこかかから聞きかじったことをそのまま書くのではなく。

といった工夫が考えられます。

「ネガティブ要素を入れる」については、ポジティブ話も、読者に「自分もできるぞ」と思わせない限り、たんなる自慢話になって、聞いててつまんないですからね。

「多くの人の前で講演するときは、自分の失敗談こそ、聴衆の心を引き付ける」という話を、藤原和博さんの本で読んだ記憶があります。

タイトルにパワーを

当たり前ですが、クリックされるタイトルにするには、読者に「クリックしよう」と思わせるパワーが必要です。

「タイトル付け」には、小手先のテクニックも大切ですが、自分が「本当に思っていること」を、そのままタイトルに乗せるのが、一番パワフルな気がします。

「他人から変に思われたらどうしよう」
「間違ってたらどうしよう」
「レベルが低い話と思われるかも」

と、「自己規制」せず、そのまま本音をタイトルにしてしまうことが大切なのではないでしょうか。

ブログを始めてみて気が付きましたが、この本音を言わない「自己規制」は案外厄介です。

無意識的に、他人から批判されないように、批判されて自分が傷つかないように、自分の本音は言わずに、「他人が言ってそうなことを自分も同じように言う」ように「自己規制する」ことが、自分の思考の癖になっていたりしますから。

まとめ

今回の記事で言いたかったことは、

「ダメなブログ」の記事タイトルは、地に足のついていないポジティブを連発しがち。

ということです。

ありがちな「ポジティブタイトル」を連発するぐらいなら、批判を恐れず、本当に言いたいことや、自分のダメなところすら、タイトルに乗せてしまえばいいのですよ。

人気ブロガーの多くが「炎上を恐れるな」というのは、「あえて炎上を狙う」という意味よりは、「本音で言うことの大切さ」を指摘しているのだと思います。

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編集後記

計1時間36分で脱稿。2日に分けて記事を仕上げた。一晩記事を寝かせると、「記事の質」が上がる気がする。ブログ=カレー論。

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