こんにちは。アラフォーブロガーのアキラです。
普段、わたしは「絵本はあまり読まないタイプ」なのですが、あるきっかけで、「あるかしら書店」という絵本を読んだら、あまりの素晴らしさに感動したので、今回ご紹介します。
「絵本~? 何それ?絵本なんてどうせ子供が読むものでしょ。…っていうか、『絵本好きの大人』ってなんかうさんくさいし…」
と思ってる人にこそ、ぜひ読んでほしい絵本です。
この絵本がスゴイ!
これ、読んだのですけど、「大当たり」でした。
人気絵本作家のヨシタケ シンスケさんの「本」への想像力が爆発しています。
読んだ感想
全体の印象を一言で言うと、「クスリと可笑しくなる」系です。
「あるかしら書店」を読んでるときに私の中で起きた感情を、箇条書きしてみますと、
- (荒唐無稽だけど)こういう「本の使い方」があったのか!
- 作者の想像力すごくね?すごすぎね?
- 「本」ってそもそも何だっけ?(こんな「哲学的問い」をしたくなる)
- 書店を応援したくなるな~。
- こういう結末か~。やられたぜ。
- なんだろう、この読み終わったあとのスッキリ感。
その面白さにあっという間に、最後まで読んじゃいました。
…「あっという間に読み終わった」といっても、ペラペラな内容の薄い本という印象はまったくなくて、しっかりとした読み応えがありました。
中身だけでなく、本の製本も、栞(しおり)とかカバーとが、細部まで、ちゃんとこだわって作られており、読み終えた後は、率直に「いい本買ったな」と思いましたね。
対象は、子供から大人まで
「良い絵本」の条件の1つだと思うのですが、子供のみならず、大人が読んでも十分に楽しめる絵本になっています。
・画風は、子供にも読みやすい「軽いタッチ」なんだけど
・内容は、大人も繰り返し読むに値する「知的雰囲気」を醸し出してる
そんな感じ。
もちろん小学生にプレゼントしても、きっと喜ばれるはずです。
ネットで「立ち読み」可能
書店に行かなくても、下記のサイトで、「初めの15ページ」ほど無料で立ち読みできるんで、気になる人は読んでみてください。
※ちなみに、「立ち読み」はいきなりできます。「登録」など、面倒な手続きは一切ありません。
https://www.ehonnavi.net/ehon/115666/あるかしら書店/
ネット上で、ほんのさわりだけ読むと、「そんなに絶賛するほどか?」と感じるかもですが(感じた)、物語は終盤にかけて、これでもか、これでもかと、たたみかけてくる面白さなので、ぜひ、実物をゲットして、最後まで読んでほしいですね。
本に関連する豆知識
この記事を書くにあたって、軽く調べた範囲ですが、「知ってるとどこかで役立つかもしれない」、この絵本に関連する豆知識を、箇条書きします。
・【作者について】作者のヨシタケ シンスケは1973年生まれの、イラストレーター。
これまで数多くの、イラスト、絵本、書籍を手掛けている(参照:ウィキペディア)。
・【インタビュー記事】ヨシタケ シンスケさんへの「この絵本に関するインタビュー記事」がネット上で読める。
記事には、ヨシタケさんのお顔、仕事現場を写した画像が1枚あり。
・【本になった経緯】「あるかしら書店」は、ポプラ社の文芸PR雑誌「asta*」で連載していた「頭の中書店」が、タイトルを新しく本にしたもの。
・【掲載雑誌】「asta*」という雑誌は、大型書店で無料で配られている。
ネットにも公式サイトがあり、紙媒体の「asta*」の一部連載がネット上で読める(参照:ウィキペディア)。
・【大人気】「あるかしら書店」は、小学生12万8055人が投票した「こどもの本総選挙」で第2位となった。
・【限定カバーあり】2018年7月に、「夏休み期間限定カバー」が登場した。
こどもたちはもうすぐ夏休み!『あるかしら書店』にも夏がやってきました!夏休み期間限定カバーが本日あたりから書店に並びます!中身は同じですが、気分もウキウキする可愛いカバーなので帰省の際のお土産やお子さんお孫さんへのプレゼントにも!家族みんなで盛り上がれる一冊、この機会にぜひ! pic.twitter.com/APCn9H1LcW
— 『あるかしら書店』ヨシタケシンスケPR (@arukashiraPR) 2018年7月13日
先日、わたしが紀伊国屋で購入した「あるかしら書店」には、通常バージョンと、期間限定バージョンの、2つのカバーが装着されていた(1冊の本に2つのカバーが付いてる珍しい形態)。全国どこの書店で買っても、必ず2つカバーがついてくるかは、不明。
こんなところが豆知識になります。
期間限定カバーは、今だけの売り切りだと思うので、欲しい人はお早めに。
ただ、中身は同じなので(たぶん)、期間限定カバーを取得するために、わざわざいくつも書店を回るなど、躍起になってゲットしようとする必要はないと思います。わたしならしません。書店にあったらラッキーぐらいで。
まとめ~人生ベスト3入る絵本~
わたしが「あるかしら書店」を購入した経緯
姪っ子に「この絵本が欲しい」と手紙でリクエストされたので、先日、散歩のついでに、本屋に買いに出かけたら、目立つところに、この絵本が置かれていました。
(軽い引きこもりなので店員の目が気になりつつも)レジで会計を澄ませて、無事帰宅。
プレゼントする前に、確認もかね、試しに読んでみたのですが、その面白さから、あっという間に読み終わり、「これはブログに書きたい」と思った次第です。
いま手元に「あるかしら書店」を置きながら、この記事を書いているのですが、「この絵本が欲しい」と言ってくれた姪っ子に感謝してます。
欲しいと言われなきゃ、一生この絵本を読むことはなかったでしょうから。
これだけ面白い絵本はなかなかお目にかかれない
わたしの人生ベスト3入る絵本です。
…「どんだけ面白いんだよ」と、未読の方の期待ハードル上げすぎるのもなんなんで、記事はこれぐらいにしておきます。
電子書籍でも良いですけど、1冊は、紙の本として、手元に置いておきたくなる本です。
アマゾンでも買えます
もちろんアマゾンでも買えますが、ネット上だと、本に「夏休み期間限定カバー」も付いてるかどうが、今のところ(2108年7月18日現在)、不明です。
期間限定カバーをどうしても欲しいという人は、お近くの書店で、実物を確認してから買うのが良いでしょう。
ちなみに、アマゾンで検索したら、関連商品としてこんなのもありました。
ポプラ社
売り上げランキング: 8,846
「あるかしら書店」の手帳です。
この手帳は、メモやイラスト、スケジュール帳にと、なんにでも使えるみたいです。