こんにちは。ブロガーのアキラです。
今回は、「がんばらない成長論」(心屋仁之助)の書評記事です。
これいい本なんで、ちょっとご紹介させてください。
読んだら、心が軽くなって「気軽に行動したくなる」本です。
冒頭から引用
いま、ちょうど二読目の最中なんですけど、久しぶりに読んだらけっこう中身って忘れてるもんですね。
本の紹介がてら、本の「冒頭部分」から、わたしが気になったところを、ざっと引用していきますね。
注意点:以下、読みやすくするために、太字や赤字は、アキラがほどこしました。
成長というのは、努力して、勉強して、学んで、訓練して……という「過程」が必ず必要と思っていました。
そう、「強くなること」が成長だと思っていました。
逆に言えば、「成長しないとダメだ」という恐怖との戦いでした。
もしここで、がんばらなかったら、結果を残せなかったら、役に立たない人間になったら、迷惑をかける人になったら、もう人生は終わりなんじゃないか、という恐怖との戦いでもありました。
「ほんとに、そんなに、自分はダメな人間なのか?!」
「そんなに頑張らないと、ココに居られないのか?!」
そこから僕は、「成長する必要はない」「そんなことしなくても、自分は愛されている、認められている」という「前提」に変えたのです。
今までは「成長しなければ、そのままの自分は嫌われ見捨てられる」という「前提」、おそろしいほどの自己否定感を握りしめていたのです。
それを180度、裏返してみた。
そうすると、今まで読んできた、ポジティブな本や、自己啓発書に書かれているような「成長」と、今回お話しする「本来の成長」は、全く意味が違うということに気づいたのです。
それは「大前提の違い」でした。
「この本で著者が言いたいことをざっくりまとめる」と、「自分はダメだ」から出発した「がんばる」は、もう止めたらどうですか?ってことですかね。
そのままのあなたで十分素晴らしいよ!もっと自己評価を高くしていいんだよ!!
ってことだと思います。
自己評価が低い人は、本の冒頭部分だけ読んでも、気持ちが楽になるかもしれません。かくいうわたしは、けっこう気持ちが楽になりました。
目次から引用
本の中身を、もう少し具体的にイメージしていただくために、次は、本の「目次」から、わたしが気になった「見出し」をピックアップしてみます。
※「見出し」だけの引用ですので、端的で、それだけ読んでも意味がよく分からないかもですが、本の内容をなんとなくイメージできるはずです。
「成長しようとしない」ことから始めよう
成長する努力を、全部やめてみる
まず「一番、おそろしいこと」をしよう
「がんばりが足りない」という言葉がおかしい
背伸びして得た評価はつらい
自分の「合格ライン」を、ぐっと下げる
向上心など捨ててしまえ
「あんなふうになりたい」なんて思わなくていい
「目標の人」なんていらない
人生の濁流に飛び込む勇気
今の自分のまま、「好きなことだけ」すればいい
気の乗らないことはしない
迷惑をかけない人こそ、本当に迷惑な人
「一人でがんばる」というエゴ
人の期待に応えることをやめる
叩かれても、好きなことだけする勇気
何事も「そうなんだ~」でいい
何ごとも問題視しないで「そうなんだ~」
自分を追い詰めてしまう人は「独りコント」を演じている
「セーフ」の領域を広げよう
「嫌うなら、嫌え」という姿勢
「それだけはない」世界にヒントがある
「ありえない人」が、あなたの師匠
だから、がんばらなくても、大丈夫!
ゆるゆる成長だと、失敗が怖くなくなる
わずかな労働で多くの報酬が返ってくる「常識外」の世界
本の目次から、だいたい5分の1ぐらいを引用しました~。
どうですか?
何となく、本の中身をイメージできたはずです。
わたしの「この本の理解」まとめ
わたしの理解で恐縮ですが、「この本で著者が言いたいこと」はこんな感じかな~、というのを箇条書きしてみますね。
- 努力、目標なんていらない。
- 義務感ではなく自由意志で行動してみよう。もっと力を抜いて。気楽に。
- 好きなことをやろう。
- 前提として、自己評価を高くしよう。
- 自己評価が低いと、合格点のハードルが高くなって、行動不活発、ひいては、生きるのがつらくなりがちだよ。
- だから、自分で自分を認めることが超重要。
- がんばらなくていい!!
- そのほうが、「成長」「報酬」が増える。
自分の言葉で書いたので、ひょっとしたら著者の言いたいことと少しズレてるかもしれません。くわしく知りたい人は、実際に本を手にとって読んでみてください。
自己評価が低い日本人用
まあ、間違いなく「自己啓発本」なんですけど、単純に「がんばれ!」と「がんばり推奨本」ではないので、「がんばりすぎて、疲れ果ててる人」や、「自己評価の低い人」にピッタリだと思います。
ポジティブ一辺倒に偏りがちな「アメリカ型」自己啓発本とは違って、自己評価が低い人が多いとされる日本人にピッタリな「日本型」自己啓発本なのかもしれませんね。
ちなみに、日本人が、他の国と比べて相対的に「自分に自信がない」人が多いというデータがある、という記事を何かで読んだことがあります。
まとめ
人はホメオスタシス(恒常性維持機能)が働くので、変化するために、こういう本は、定期的に繰り返し読みたいものです。
それと、本を読むだけでは、自分は一切何も変わらないので、実際に、「実践すること」「行動すること」が大切ですね。
なので、今回は、事前に「記事の構成メモ」など作らず、気軽に、「がんばらない」で、書評記事を書いてみました。いかがでしたでしょうか?
編集後記
・1時間47分で脱稿。
・事前の予定では、「他のネタ」で記事を書こうと思っていたが、「そのネタ」はあまり気が乗らなかったので、この本に触発されて、急遽、ネタを変えてみた。
・「義務感で記事を書く」のは良くないね。ブログ運営が、ひいては、人生がつらくなるね。